歯科の一番の問題点は「痛い」という固定観念ができてしまっていることではないでしょうか。
確かに私が歯科医師になる前歯科医院の治療台に座ることは恐怖以外の何者でもありませんでした。
特に麻酔注射、それからキーンと削られる歯、痛い思いをして麻酔注射をしたはずなのになぜか削られるのも痛い。
歯科医師なって、ただ麻酔が効いていなかっただけ、とわかりましたが当時は「麻酔をしてこんなに痛いのだから麻酔をしなかったらどんなに痛いのだろう。」などと歯科医に都合のいいことを考えていた様な気がします。
私どもの理想は:患者様が気づかないくらいの刺激で麻酔注射をおこない、処置も「口の中でなにかやっているな。
」くらいの感覚、患者様の苦労はお口を開くことだけ。:という治療です。
まだまだ100%とはいきませんが、日々努力させていただいています。